ガーデニングとオープンガーデン

ガーデニング

バラのお話

花菜ガーデンのバラ

花菜ガーデンのバラ

バラはガーデニングの主役級の花ですが、バラは管理が比較的に大変と思われている花です。
幸い、北金目地区には近くに花菜ガーデンというお手本があり、バラのシーズンには有名な講師による、バラ栽培の講習会も頻繁に催されます
けれど、講師により言うことが違うなど、悩むことは少なくありません。
地域にはそういう経験を経て、自分なりにバラづくりを楽しんでいる方がいますので、身近なご近所で気軽に聞いてみたら如何でしょうか。



鉢植えバラの鉢替え

大磯町は4月とバラの季節の5月にオープンガーデンが開催されますが、2019年の開催にあたって元河津バガテル公園の公園長で長年1100品種6000株以上のバラの世話してきて、現在「やまもと土つくり研究所」所長、山本健生(やまもと たけお)氏のバラに関する講演会があり、参加させていただき、お話を聞いてきました。(山本氏のブログ「野バラの国から」)
「やまもと土つくり研究所」の開発したバラ専用寒肥料(12月~3月に施す)を使った鉢植えのバラの剪定から鉢替えまでの実習です。
この作業はバラの休眠期である12月~1月、遅くとも2月までに行う作業です。
バラの鉢替え1
山本氏と今回実演に使うバラ。
剪定は外側でも内側でも関係なく良い芽を残す。
剪定する枝は大胆に、枯れ枝や未熟な細い枝はすべて落とし、春からの土台となる部分だけを残す。
重要なことは葉を全部落として木を十分休眠させることということでした。
鉢は一回り大きくというが、株のサイズなどに合わせそのまま、もしくは小さめを選ぶ場合がある、必ず大きめに変えなければならないわけではないとの事でした。
(剪定後の状態は一番最後の写真をご覧ください)

バラの鉢替え2
剪定後、鉢から株を外し根についた土を良く落とします。
古い土は良く落としますが決して水洗いなどはしてはいけないとの事です、寒水にさらす事はバラのストレスになるとの事。

バラの鉢替え3
鉢は出来るだけ鉢底穴の大きなものが良い。
鉢底石には植木鉢の破片を適当な大きさに砕いたものを使います。
それらの作業中バラの根が乾燥してストレスにならない様、バラの根に鉢から出た土をかぶしておく。

バラの鉢替え4
下土を鉢に入れ、剪定した枝や支え棒などを鉢の縁に置いて株の高さを決める。
高さを決めたら、下土を円錐状に盛り上げ、株の根も円錐に合うよう広げて被せます。
片手で位置を支えながら根を土で埋めます、その際剪定した枝や支え棒等で突きながら土を締めていきます。
その際手で上から押さえたりせず、土の重さで自然に任せる。
この土はシンプルな土で、バラ専用の培養土などは使用しません。(土の割合は最後に掲載)

バラの鉢替え6
根が被るまで土をかぶせ、支え棒などで突いて締めたら、肥料を100g位ずつ左右に(計約200g)置きます。
yamamotoXは根に被っても問題ないとの事です、また塊などもそのままで良いとの事です。
肥料は年間通してこれ一回のみです。

バラの鉢替え7
ウォーターラインまでしっかり土をいれて出来上がりです。
さて土ですが、いわゆるバラ用の土ではありません。
今回使用した土は赤玉中粒40%、小粒40%、もみ殻燻炭10%、ピートモス10%を合わせたものです。
土は出来るだけシンプル(栄養素など入っていない)ものが良い花を咲かせるバラになるとのことでした。
この日は講習が午後になったので、夜間の凍結を避けるために水やりは行いませんでしたが、翌日たっぷり水やりを行います。

鉢植えのバラへの水やりにも注意すべきことがあります、必ずジョーロのシャワーヘッドを付けてシャワーで時間をかけて(1鉢、3分位)じっくり水をやるべきだという事でした。
シャーヘッドを取ってダボダボやってしまうと鉢の中に水道(みずみち)が出来てしまい、水が根に行きわたらないばかりか水みちの周辺が固くなりバラには良くないのだと言います。

また、土に限らず「バラ専用」として売っているものの殆どは値段が高いばかりで根拠がないものが多いという事もおっしゃっていました。

バラ用寒肥料YamamotoXに興味のある方は「やまもと土つくり研究所」からどうぞ。




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